君の右手のアパート
20mg
マイスリーのむと頭の中が騒がしくなる
誰かの話し声がきこえる
「肘そだてますよ」「ぴるぴ?ピピルピー?」「待ってそれ諦めてる」「石田さんの夏!」
「赤ちゃん食べれないよ」「どこいった?」「おつかれ〜」「真ん中の店を継ぐなよ……」「女の子だったよー!!」「聞いてあげるから。」「生き方がシャレオツだったから」「シャリー〜ん」
21歳になったはいいが
鬱の再発を感じている
幸せなのに、いま死のうかな、くらいサックリ死にたい気持ちになってくる。主治医に言うのも気が引ける。
いま私の隣にあたたかいカツオブシのUFOが寄り添ってくれている 大きい
手が残像になってる
あとスマホがマジで死ぬほどデカい
なんだこれ