人間性と倫理観の欠如

穴があっても入れない人へ

告解の性質は甘美

死の味の煙草が、パチパチと音を立てて燃焼する。  

 

「お線香は仏様のご飯でしょ?」

 

私が過去に言ったことを、

まるっとそのまま口にしてくれる。

 

死の後味は甘いらしい。

向こうに行った私たちの友達も、

甘い煙を食んでいるのかな。

 

雨が降っているのに、外はすごく寒いのに、

煙草を吸い終わった後もしばらく

ふたり黒い傘の中で話していた。

そういう時間をくれることが嬉しかった。

それは確かに、自分を、過去を、記憶を悼む時間だったと思う。

 

神様にしてくれた人に、人間宣言をしてしまう。

 

手の中に握っている、小さな硝子片みたいな。

ちっぽけな弱みを曝してしまう。

 

高潔と言われたことが、

嬉しくもあり、怖くもあった。

ボロが出てしまわないうちは、

高尚ぶって、猫を被ろうと決めていた。

まだ君の中で高潔であれているだろうか。

 

 

潔癖症らしい。

部屋は散らかっているけど、そういうことじゃない。

 

食事の前に本屋さんに誘われても、

1冊も触れないとか、

好きな人とキスができないとか。

 

いつからこうなったかは分からない。

 

潔白と対を成すノイズの話をした。

私より余程、清潔だった。

綺麗だと思った。羨ましかった。

 

 

たぶん私は向こう8年くらい

バグったまま生きて結局死なない。

 

8年後までインターネットが規制されませんように。

君の右手のアパート

 

マイスリー

20mg


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マイスリーのむと頭の中が騒がしくなる

誰かの話し声がきこえる

「肘そだてますよ」「ぴるぴ?ピピルピー?」「待ってそれ諦めてる」「石田さんの夏!」

「赤ちゃん食べれないよ」「どこいった?」「おつかれ〜」「真ん中の店を継ぐなよ……」「女の子だったよー!!」「聞いてあげるから。」「生き方がシャレオツだったから」「シャリー〜ん」

 

21歳になったはいいが

鬱の再発を感じている

幸せなのに、いま死のうかな、くらいサックリ死にたい気持ちになってくる。主治医に言うのも気が引ける。

 

いま私の隣にあたたかいカツオブシのUFOが寄り添ってくれている 大きい 

手が残像になってる

あとスマホがマジで死ぬほどデカい

 

 

なんだこれ

 

あっちいってよ馬鹿

‪幸福にも自分は、嫉妬の感情が大変に希薄なのだけど、他人の家庭の暖かさに触れた時、

不全では無い家庭を目の当たりにした時、

いつも、酷く調子が狂ってしまう、世界のことを呪ってしまう‬

 

思い起こさせられる。

自分が得られなかったもの

得ても気付けなかったこと

次の世代に与えられないこと

 

次に、最近ではリバイバル上映の回数も減少気味の、淀んだ、ねばついた空気がこもった、暗い部屋の情景が脳裏に貼り着く。

 

どうしようもなく暗いのに、暖色の電球が、殺伐とした部屋の色温度だけでも向上しようと躍起になっていて、無意識にそれが苦手だった。道化のように思えた。

 

今の私の部屋の明かりも暖色だ。この電球を変えたくて回転椅子の上で転倒しかけたことが何度あるか分からない。

 

余談だった。

 

学校から帰ってきたら、母が包丁で髪をズタズタに切って泣き崩れている。狂乱した母に怒鳴られ泣きじゃくる弟が見える。

母が刺した、ダイニングチェアのクッション部分から出た綿が見える。

 

青い絵の具で描かれた辮髪の子供が全面に踊っている、淡いヒヨコ色の中華皿。いつも怒鳴られながらご飯を食べた、恐いお皿がシンクに投げ込まれて割れる音が聞こえる。

パトカーが来た。

ほっとして笑顔で見送った。

お父さんもお母さんもいなくなって

嫌いなおじさんが来た。

身長を聞かれて答えたら、

前の奥さんと同じだ、と湿っぽく笑われた。

 

殴らないで、なんて思ったことなかった。

思えなかったからだ。

身体より心の方が痛かった。

お母さんの怒った顔は怖いよりも悲しかった。

いつも、どうしたらいいのか分からなかった。

謝っても許してもらえなかった。

生きてちゃダメなんだと思った。

切実に思った。

 

わたしは何回謝れば許してもらえるのか、何回謝るのか、聞かれた時に、何度謝っても許して貰えない気がして、思いつく限りで、知っている中で一番大きな数字を答えた。

それはゼロと同じだとぶたれた。幼稚園の時だったから、信じていたけど、小学校でも中学校でも、100 = 0 なんて教えてもらえる日は来なかった。

 

とうとう大学を辞める。

誰も、私があと何回謝ったら生きてることを許してくれるか教えてくれない。

しゅわしゅわセンター泡サーバー総務課

ほにゃり まいすりーぴ

お久しぶりです

 

早速ですがバックミラーの景色を

 

避難所......みんなお母さんがきて帰っていく、親同士で繋がりある家庭は複数の家庭で帰ってく、わたしが学校の話を家で全然しなかったこともあり、わたしの母は親同士のネットワークを一切持たなかった、でもなんか弟は違ったな。

2時間待機して、取り残されていた児童はクラスで二人、みんなお母さんが迎えにきて、おうちに帰ってしまった、羨ましかった、寂しかった、お母さん、まだ?

 矢沢さんの保護者さん迎えにきたよー

父が立ってる

殴る蹴る罵る引き倒す投げる

なんか沸騰する音

 

私がいなくなって、一人でお母さんを待つ蒲田くんの気持ちと私の気持ち、天秤にかけちゃだめ

 

 

バックミラーばっか見てたら運転できないって言われたので

フラッシュバックを吐き出していこうと思います

 

避難の話で思い出した

風の音より、浸水より、ていでんより、避難所がこわかった

いつもは全部大丈夫なフリしてるけど本当はこわいんだ、頼り方しらないだけなんだ

 

避難所への恐怖でトラウマスイッチがオンになってちょっと大変だったから

いろいろ、書いていくことでPTSDみたいなのをなおしていく

袖すり合うも他生の怨

 

具合がいつもの3倍くらい悪いから薬が効くのを待ちつつ、苦痛を行間に侍らせて紛らわしている。

私の鬱病は悪化の一途を辿り、SSRI漬けになった私は創造力を失った。

脳内の化学物質のバグが自壊を招く現象なんて面白いに決まってる、ミイラ取りがミイラになったとか言うな。 

 

心理学に7年以上も心血を注いできたのに、いざ心理学科に進学したら「三年前から重度の鬱病でした入院一歩手前です休んでください」ってなんだよ。

色んな精神病患者のケースを知りたくて堪らなかったが生で見れるかもしれないぞ、患者側として……

 

バーのバイトを辞めた。

やはり色んな職場を転々とするのが性に合っている。浅い人間関係を断ち切りがちなので、どこに行っても職場の人とのコミュニケーションが苦痛で仕方ない。

 

あと私だけスカウトで入ってきてるから浮く

皆さんは知らないと思いますが、ギャルと同じ空気は酸素濃度が少し薄いんです。

 

/若い頃にしかできない仕事は若いうちにやっておいた方が良い

/自らのポテンシャルと努力が数字に現れる仕事は自信がつく

/金には困ってないが、時間が勿体無い、若さは一秒ずつ失われている

 

 

援助交際を求められることが度々あるが、10万じゃ私の価値に見合わないと思う。し、仮に10万を持ってこられてもまず動かない。他人の性欲に対しては油切れのサビサビ人形だ。正直50万積まれても動かない自信がある。

泡のお城に行かずに50万積んで援助交際をする人間は、多分、馬鹿なので

・・・- - - ・・・

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青のカーソルが点滅する感覚が久しぶりだ。

せんたくものの上にねころがりながら文字を打っている。

藍・灰・白の層、

ポリエステル・レース・細いリボン

サテン・コットン・ニット、

 

ろくな時間の使い方をしていないせいで

記録を残さないとちゃんと私がいたのかわからない。

こんなのじゃダメだって知っててもっとダメになる気持ちよさ知りたくなかったね。

 

 

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18になった。

口紅もタイトスカートも香水も

パチンコもエロ本も

TSUTAYAのカーテンの奥も白票も許される。

 

でも全然おとなじゃない。

不安と安心の共生が有り得てしまっている。

 

 

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りんご飴を食べたことがなかった。

美味しい時期じゃない果物を買わせるために

色のついた砂糖を絡めて売ってると思っていたから、

失礼ながら美味しいことに驚いてしまった。

渋谷か新宿にりんご飴の専門店があるそうなので行ってみたい。

 

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親の実家で採れる野菜は美味しい。

適当な量の野菜を

適当に切って

適当に煮て

適当に味付けしても十分に美味しくなる。

 

一人暮らしを見据えて、

ちょっと母親が羨ましいと思う。

お米もジャガイモも玉ねぎもトマトも胡瓜もカボチャも茄子も実家から送られてくる。

しかも結構な量がある。

あとは、梅酒とか。乾麺とか。

こういう仕送りがあるだけでも

生活費が浮くと思う。

ちょっといいな。

 

 

浪人しそうなのに一人暮らしのことを考えている。

早く大きな本棚と自分のキッチン、食器が欲しい。

立地も治安も環境も嫌いだけど

1年かかってようやく自室に愛着が湧いてきたから、もう1年くらいここに住んでも良い気もする。

いまは部屋にカーテンと蚊帳とイルミネーションが欲しい。